【能美市】震災を乗り越えた歴史の証人「救出された郷土資料~文化財を未来へつなぐために~」展開催中!
2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」から1年。復興が進められる中で、震災によって損壊し、廃棄の危機にあった貴重な郷土資料が数多くあります。
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提供:能美ふるさとミュージアム様
そんな資料を未来へ残すべく、能美市では学芸員を派遣し、被災資料の救出活動を行ってきました。現在、能美ふるさとミュージアムでは、その成果を紹介する特別展示 「救出された郷土資料~文化財を未来へつなぐために~」が2025年1月19日(日)~2025年3月30日(日)まで開催されています。
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提供:能美ふるさとミュージアム様
中でも注目なのは、「東海道五十三次」や、地域の歴史を物語る古文書の数々です。震災の影響で失われかけたこれらの貴重な資料が、どのように救出され、修復・保存されているのかを間近で見ることができます。また、当時の生活を映し出す民具なども展示され、かつての能美市や奥能登地域の人々の暮らしを知る貴重な機会となっています。震災という試練を乗り越えた資料が語るものは、単なる歴史ではなく、未来へと受け継がれるべき地域の「記憶」そのものではないでしょうか。
この展示を通じて、私たちが住む能美の歴史や文化を再認識し、それを次世代へと伝えていくことの大切さを考えてみてはいかがでしょうか。
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