【野々市市】国指定重要文化財で花と文化を楽しむ「IKERU NONOICHI 2025」2025年10月31日~11月3日開催
野々市市本町エリアでは、旧北国街道の歴史と町家の風情に触れながら芸術と能登への想いを満喫できるイベント「IKERU NONOICHI 2025」が開催されます。コンセプトは「北国街道・野々市をIKERU(生ける・活ける・いける)」で、2021年から続く秋恒例の企画です。メイン会場は国指定重要文化財の喜多家住宅。フラワーユニットJINANが歴史ある町家を舞台に生け花のインスタレーションを展開します。

※写真は2024年イベント時のものです
日時は2025年10月31日(金)~11月3日(月・祝)9:30~16:00、入場料は中学生以上500円。重厚な梁や土壁に映える花々は必見です。

※写真は2024年イベント時のものです。
11月1日(土)・2日(日)は郷土資料館NoNoで「珠洲焼展」を開催。野々市と珠洲は市の花木が椿という縁があり、地震を耐え抜いた作品や応急修理した窯で焼いた新作が展示販売されます。作家も在廊し、収益は復興支援に使われるとのことです。

※写真は2024年イベント時のものです
同じく11月1日には市指定有形文化財の水毛生家住宅を特別公開。築150年以上の古民家で庭園を眺めながら、珠洲の名店「二三味珈琲」のこだわりコーヒーと大納言小豆の団子が味わえます。喫茶セットは500円、売り切れ次第終了なので気になる方はお早めに。最終日の11月3日(月・祝)にはカミーノホールでドキュメンタリー映画「先に棲む~こちら高屋~」の上映会が行われます。珠洲市高屋町の暮らしを追った作品で、自然と共に生きる人々の姿や震災後の課題が描かれます。入場は無料ですが事前申し込みが必要です。
期間中は1の1 NONOICHIで能登復興応援フェアも開催。能登の素材を生かした食品や雑貨が並び、購入が生産者支援につながります。また、各会場の入場券や購入レシートなど3枚を集めるとオリジナルタオルや野々市マスコットの景品がもらえる「IKERU巡る賞+のっティお楽しみくじ」も実施。スタンプラリー感覚で巡れば街歩きも楽しくなりそうですね。
10月31日〜11月2日にはカミーノ周辺で「ののいちマナビィフェスタ2025」も同時開催され、ステージ発表やマルシェ、ワークショップなどが楽しめますよ!旧北国街道沿いには町家や寺社が並び、秋風を感じながら散策や食べ歩きを楽しむのもおすすめです。歴史ある町家とアート、能登の文化をつなぐ「IKERU NONOICHI 2025」。家族や友人を誘って、野々市の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
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