【白山市】350年の歴史が紡ぐ舞台美、国指定重要無形民俗文化財「でくの舞」2025年2月公演!
白山市の伝統芸能、東二口文弥人形浄瑠璃「でくの舞」は、国指定重要無形民俗文化財に認定され、その価値が広く認められています。この人形浄瑠璃は350年以上の歴史を持ち、当時、集落の有志が京で習得し、持ち帰ったのが始まりとされています。以来、地元の人々の手によって大切に受け継がれてきました。2025年2月には、白山市の東二口歴史民俗資料館で公演が予定されており、その準備の練習にお邪魔しました。練習場では、保存会の方々が真剣な表情で人形を操る姿がとても印象的でした。息をぴったり合わせて操る人形は、本当に生きているかのように動き、見ている人を一瞬で物語の世界へ引き込みます。「でくの舞」の魅力は、人形の巧みな動きだけではありません。語りが舞台全体を包み込み、観客を物語の世界へと引き込みます。この人形浄瑠璃には、長い間、地域の皆さんが大切に守り続けてきた想いが詰まっています。保存会の方々の「この伝統を未来へ伝えたい」という強い気持ちが、練習の様子からもひしひしと伝わってきました。このような貴重な伝統芸能を間近で感じられる機会はなかなかありません。2月の公演では、迫力のある演目が披露されます。詳しい情報は公式ホームページをご確認ください。地域の宝である「でくの舞」、その魅力をぜひ体感してくださいね!
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